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Merzuga
from05June '08
■サムライの末裔だから、時には差し違える覚悟はするね
フェズで助けてくれたのはムスタファ、リッサニで罠に陥れたのもムスタファ。中東はフムタファだらけ。いずれにしてももめ事は日常茶飯事なんだけど、周りに何もない場所で追い込まれるなら事情が違う。
子供の頃から父親に言われてた事。悪い奴に負けるな。弱いものを守れ。

時には、自分の尊厳のために死ぬ覚悟をするのも悪くないって思った。
なんてね。

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Todora
from06June '08
■砂漠は砂だけじゃない
体調が崩れて、エジプトで白砂漠・黒砂漠に行かなかった。考えてみると大後悔。メルズーガを後にして、仲良くなったフランス人と一行に便乗してマラケッシュへ向かう。
モロッコの砂漠地帯…岩山が連なる緑が少ない場所。不思議に思った…なんでこんなところに住んでいるんだろうって。なんでだろう。まだ分かっていない。乾燥に弱いから、喉が何となく痛くなってきた。それにしても、力強いというか素敵な風景である。
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Hotel-auberge-la-fibule
from06June '08
■このホテルの写真撮ってくれないか
アブドラテフは言った。ここのオーナーは俺の昔からの友達でなんだけど、そんなにリッチじゃないんでプロに写真を頼める金は無いんだ。って彼は続けた。
もちろんOK。彼のお陰でメルズーガの砂漠から脱出できたようなもんだ。大きな借りがある。少しでも返せれば、こっちだって嬉しいよ。って応えた。泊まった宿。本当に素敵な空間だった。全然バリアフリーじゃない。でも、本当に幸福な空間ってこういうとこじゃないのかな、って思った。

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Casabranca
from07June '08
■君の瞳に乾杯と言うのだ
マラケッシュからカサブランカへ。久しぶりの電車。仲良くなった自称警官の男性、それに女性二人連れと相席になる。たぶん彼は、女の子と仲良くなりたくて、サイトゥーンはダシに使われた。世界中、男は変わらないな〜。それにしても、気持ちの良い時間を過ごさせてもらった、そして冗談だろうけど求婚される。ちょっとどうしようか迷う。でも飛行機が間に合わないから、残念だけど別れた。彼らは首都ラバトへ。

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